他のがん治療方法との比較

現在、がんの治療として普及している「外科療法(手術)」、「放射線療法」、「化学療法(抗がん剤)」と免疫療法の比較です。

  • 免疫療法

    特徴
    QOL(Quality of life:生活の質)を維持したがん治療。
    他のがん治療との併用が可能。通院による治療が可能。

    治療方法
    採血により採取したリンパ球を体外で活性化、増殖させる。
    その、NK細胞などを再び体内に戻し、体内のがん細胞を攻撃する。

    対象がん
    以下を除くほぼ全てのがん(白血病、T細胞型の悪性リンパ腫等の血液がんを除く)。

  • 外科療法

    特徴
    がんに対して極めて有効。

    治療方法
    手術によってがんを切除。

    対象がん
    固形がん。

  • 放射線療法

    特徴
    がんおよび外科療法が困難ながんに有効。

    治療方法
    X線や重粒子線などの放射線を照射。

    対象がん
    頭頸部がん、子宮がんなど。

  • 化学療法

    特徴
    絨毛がん、急性骨髄性白血病、悪性リンパ腫、睾丸腫瘍などで有効性が高い。

    治療方法
    抗がん剤の投与。

    対象がん
    進行がん、手術後の微小がん、及び転移や部位などにより外科療法が困難ながん。